stage24 先生として前回のあらすじ悪夢を見せる冥獣人インキュバスのビルビレジは、冥獣スパイダーとの連携で1000人もの人々から魂を奪おうとしていた。 その秘密を探るため、翼はヒカルの言いつけを破り、禁断の魔法に手を出してしまう。 その力で敵を倒す寸前までいったマジレンジャーであったが、突然の異変を翼を襲い、今、衝撃の時を迎えようとしている…。 「何?何なの?」 「ヒカル先生、これは一体?」 翼の腹から出ている渦の影響で周囲が暗くなっていきます。 「禁断の魔法を使ってしまった呪いだよ。全ての時間が翼の体の中に流れ込もうとしてるんだ。渦の広がりよ、止まれ。ゴンガ・ゴー・ルジュナ」 禁断の魔法を使った呪いのせいで全ての時間が翼に流れ込むのだそう。 「すまない、翼。リバースの魔法の恐ろしさをもっと説明すべきだったのに…。僕のせいだ」 敵基地でメーミィが今回の作戦を語ってます。 千人の魂を花火にして打ち上げると、より多くの人間を恐怖で滅ぼせるそう。 そしてメーミィはウルザードに近付き、ヒカルをわざと見逃したと咎めてます。 しかしウルザードは自分の考えがあるとして取り合わない。 「さっきの魔法はあくまで一時凌ぎでしかない。このままではいずれバリアは効かなくなってしまう。そうなれば、翼の体の中に地上界の全ての時間が流れ込み、あらゆる秩序は乱れ、世界の終わりが来てしまう」 魔法部屋でベッドに寝かされてる翼。 ヒカルの魔法で渦は止まってますが、効果が一時的だそう。 このバリアが効かなくなると、翼に全ての時間が流れ込み、秩序が乱れ世界の終わりが来るそう。 本によると呪われた奴を殺せば呪いを消せるそう。 「すまねえ、俺のせいで。冥獣の匂いは分かった。とにかく奴らを探そうぜ。幸太や皆を助けてえんだ」 そんな中翼は怪物を探して幸太達を助けようと考えているらしく身を起こそうとしますが、芳香達に制止されます。 小津兄弟が冥獣を追い、ヒカルが翼を助けるという分担。 出動しようとする小津兄弟にヒカルは魔法で家に代々伝わる指輪を与えます。 「お守りだ。僕の家に代々伝わる指輪だよ。これを見たら僕の教えを思い出して欲しい。あんまり教えてあげられなかったけどね。翼、もう少しだけ待っていてくれ。僕が君を必ず助ける。先生として、絶対に責任をとるから。僕は君達の力を信じているよ。ずっとずっと…永遠にね」 これを見たらヒカルの教えを思い出すようにとの事。 外では冥獣人が1000人目の魂をゲットしていました。 そして冥獣が魂を花火球に変えたところでマジレンジャー登場。 冥獣が噴出す霧みたいな攻撃で早速ダメージ。 一方ヒカルも異世界に到着。 「クロノジェルの思いを残せし山よ、リバースの魔法の呪いを解くには許しの杖で、呪いの渦を逆向きにかき回せばよいと聞くが本当か?」 禁断魔法を使っていた天空聖者の思いの宿った岩に向かって、翼の呪いの解き方の確認をしています。 許しの杖で腹の渦を逆方向にかき回せば良いが、杖を抜いた者は「永遠の闇の訪れから逃れる事が出来ない」そう。 ヒカルの命と引き換えに翼が助かるようです。 そして翼がローブとハットで姿を隠してヒカルを追いかけてきた模様です。 杖を取りに行くヒカル。 杖を取りに行くのが試練扱いらしく、邪魔するかのように雨や石が襲ってきます。 芳香と麗が一瞬魂を抜かれ、冥獣人に幻覚を見させられ魁や蒔人を敵と誤認して攻撃。 結局芳香と麗の攻撃で変身解除にまで追い込まれる魁と蒔人。 そして芳香と麗の幻覚の効果が切れるものの冥獣人達の攻撃を喰らってしまいます。 ヒカルは杖のある場所に到着。 台座から杖を抜こうとするが、電流か何かのショックで弾き飛ばされ、手には火傷をしてしまいます。 再度、杖を取りに行こうとするヒカルの前にウルザード登場。 弟子の為に命を捨てるのかと聞いてきます。 「これを抜けば永遠の闇、つまり死が訪れるのだぞ」とヒカルに忠告するウルザード。 「待てよ!!」 「翼!?何故来た?その体で」 そして再び杖に触れようとするヒカルですが、今度は翼からストップが掛かります。 「止めろよ、先生。俺は先生が駄目って言ったのに逆らって、自業自得なんだよ!!先生が犠牲になることねえんだよ!!」 「いや、責任は僕にある。だから僕に責任をとらせてくれ。だが翼、これだけは覚えておいてくれ。魔法世界の禁を破るということは誘惑に負けて、魔導士への道を選ぶということだ。君達のお母さんを手にかけた、こんな奴と同じになってはいけない!!」 翼は自業自得なのでヒカルが犠牲になる事は無いと訴えますが、ヒカルは自分に責任をとらせて欲しいと言います。 そして魔法世界の禁を犯す事は魔導士への道を選ぶ事であり、深雪を手に掛けたウルザードと同じになってはいけないと語ります。 「先生!!」 「そこで、そこで待ってろ」 「でも…でも、先生!!」 「いいか、翼!!何時だって正々堂々と戦って勝てる男になれ。正義のためだけに魔法を使える男に…」 「何でだよ…何でそこまで!?」 「当たり前だろ?僕は…君の…先生なんだから」 「先生!!」 ヒカルが杖を抜くのを止めないので困っている翼。 ヒカルは杖を掴んで苦しみながらも翼に正々堂々戦って勝てる男になれ、正義の為だけに魔法を使える男にと指導を。 あと一息で杖が抜けそうになると、ウルザードが禁断魔法を使っていた天空聖者の思いの宿った岩に攻撃。 杖にかかっていた魔法が解けたらしく、難なくゲット。 ヒカルはウルザードの行動を反則だと非難。 ウルザードは魔導の優位性を説きながら、杖を返して欲しければ奪うように言って巨大化、バリキオンと合体しウルカイザーに。 ヒカルも変身してトラベリオンに乗り込みます。 デストラクションファイヤーで機関内に取り込もうとするトラベリオンですが、ウルカイザーは吸い込まれる直前にトラベリオンを攻撃して技から逃れます。 そしてウルカイザーの発生した竜巻が実体化してトラベリオンを拘束。 敵の攻撃で芳香と麗も変身解除の小津兄弟。 そこにバンキュリアが登場、冥獣人に遊んでないで花火を打ち上げるよう指示。 しかし冥獣人は怒ると可愛くないと言ってバンキュリアにちょっかいを出しています。 小津兄弟は少々挫けそうになっていたが、ヒカルから貰った指輪を見てヒカルも翼のために戦っているとか翼と魂を取り戻すと約束したと思い出し、復活します。 一方ヒカルの方も自力で拘束を破ります。 そしてヒカルの元に新しい魔法が。 新しい魔法が来るシステムが天空聖者にも。 そしてヒカルはデストラクションファイヤー逆噴射というトラベリオンの機関から炎が噴出する技でウルカイザーを攻撃。 ヒカルは許しの杖が放り出されたのに気付き、トラベリオンを飛び出して杖をキャッチ。 ちなみにウルザードはヒカルに「なかなかやるな」と言って帰ってしまいました。 ヒカルは寝っころがってる翼の腹に杖を突き刺して、グルグルと回します。 「先生…」 「うん。皆、待ってるぞ」 復活し再び変身しているマジレンジャーですが、劣勢です。 そして冥獣人が花火の打ち上げ台に点火をしますが、マジスティックボーガンの矢が導火線にあたり消火し、合流する翼。 「迷惑かけてすまなかった。こっからは一気に行こうぜ!!」 ところで4人がかりで一方的に攻撃を食らっていた相手を1人で攻撃。 翼復帰に勢いを取り戻す小津兄弟。 ヒカルも来ており、花火球を打ち上げ台から外してマジレンジャーに存分に戦うように言います。 マジレンジャーは「ライトニングスピードアタック」という速く走って攻撃する技で相手を翻弄。 そして、ヒカルが他の4人の差し出したマジスティックの上に乗り、ジャンプして攻撃する「マジエアリアルスラッシュ」という技を出します。 冥獣人が冥獣を盾にした為にまず冥獣が爆発。 作戦が失敗した冥獣人はメーミィの力で巨大化しマジレンジャーを踏み潰そうとします。 しかしその足の裏でマジキングに合体。 バランスを崩して倒れた冥獣人を右手で肩を掴んで立たせ、左手で胸部あたりを殴るマジキング。 飛んでその場から逃げようとする冥獣人ですが、マジキングもマジガルーダの翼で飛べたため空中で斬り付けられて落下、キングカリバー天空魔法斬りで冥獣人を仕留められます。 幸太に流星パンチを教えてやると言う翼。 「その前にお前も正々堂々と戦って勝てる男になれよ」と言われたばかりの言葉を使います。 その様子を8メートルぐらい離れて見守っている小津兄弟+1。 ヒカルは教える事の難しさを教わったと言ってます。 「これからもお互い学びながら成長していこう。」と立つ場所を変えて麗の隣へ。 そして兄弟達をチラッと見て笑いかける翼。 stage24完 次回に続きます |